工業高校のイケメン達に愛されて【下】




…ただし、横沢くんをのぞいて。


彼は、いきなりみんなが立候補をしたからか唖然とした表情を浮かべて立ち尽くしてる。


もうこの雰囲気だとジャンケンで決めるしかないだろうし。


横沢くん、今はみんなのところへ行った方が…。


ていうか一体誰が実行委員になるんだろう、、



「…中村さん。」


「は、はいっ」



考えごとをしていると、隣の横沢くんがいきなりあたしの名前を呼んだ。


横沢くんは立ったまま隣からあたしを見つめている。



「横沢くん…?」



早くみんなのところに行った方が…そう言おうとした。


でも言えなかった。


横沢くんが…なぜか、にやりと笑みを浮かべていて。


その笑みは目の奥が笑っていないような気がして…なんだか怖いと感じてしまい体が強張ったから。