笑顔のりりかちゃんを見てあたしも笑顔になり、足元に隠しておいた小さな包みを取り出して、テーブル越しにりりかちゃんに差し出した。



「それとこれ…はいっプレゼント!」


「え!ありがとう緋奈!」



笑顔のりりかちゃんがさらにぱぁっと明るい顔になる。


両手で大事そうに包みを受け取ってくれた。



「開けてもいい?」


「うん!もちろんっ!」



ぺりぺりとテープをはがして包み紙を広げて…その中にある小さな袋のテープをまたはがして…あたしが買ったソレを手に取ったりりかちゃん。



「わぁ…月と星のアクセサリー!超かわいい!!」


「でしょー?りりかちゃんに絶対似合うと思って即決めた!」


「嬉しすぎる〜!明日から学校につけていく!!」