工業高校のイケメン達に愛されて【下】




「…少し、落ち着いた?」



しばらくして、背中に回していた腕を放し相葉くんはあたしの頬を両手で包み込み、あたしの顔を上へ上げた。


あたしたちの視線が交わる。



「…うん。」



相葉くんの大きなその手に意識が集中してしまう…。


ドキドキする。


相葉くんの大きな瞳に吸い込まれてしまいそう。


その瞳に、あたしは惹かれている。



「俺、あいつら3人に何も言わないで出てきたんだ。そろそろ…戻れるか?」


「うんっ、大丈夫!」



相葉くんはあたしの頭をくしゃっと撫でたあと、あたしから体を離した。


…名残惜しいなぁ。


けど、他の3人にもきっと心配をかけてしまっている。


相葉くんのおかげで、あたしは大丈夫。


早く、みんなのもとへ戻ろう。


そう思ったその時…廊下からバタバタと走る音が聞こえてきた。



「はぁ…っ、緋奈ちゃんっ!翔っ!」


「よかった、やっと見つけた…!」


「…!みんなっ!!」