工業高校のイケメン達に愛されて【下】




「ああ…。…てか、制服。」


「へっ…」



相葉くんが赤い顔をしてちょっとそっぽを向いた。


や、やば…ワイシャツのボタン開いたまま…!



「ご、ごめんっ!!」


「いや、俺も悪い…すぐお前のこと抱きしめたくて…。」


「……っ」



そ、そんな恥ずかしいこと、さらっと言われてしまうと余計恥ずかしい…!


でも…嬉しい…。



ワイシャツのボタンを留めようとしたんだけど…手が震えて、なかなか留められない…。



「手どけて。」



相葉くんがそういうと、あたしのワイシャツのボタンを素早く留めてくれてネクタイまでつけ直してくれた。



「あ、ありがとう。」


「ああ。」



あたしは相葉くんを見上げてお礼を言うと、また、彼の背中に腕を回して、胸に顔を埋めた。



「な、中村…?」



頭上から驚いた様子の声がしたけど、相葉くんも再びそっとあたしに腕を回してくれた。


今だけ…ぎゅってさせて。


わがままで…ごめんなさい。