工業高校のイケメン達に愛されて【下】




「そーいやコスプレ衣装って横沢が準備するとか言ってたよな?まだ持ってきてねぇみたいだけど、大丈夫なのか?」



イートイン席のテーブルに肘をついて足を広げて座っている滝本くんが思い出したように言った。


坂口くんも陸くんも、滝本くんの言葉にうなずいた。



「えーっとね、今日の朝持ってきてくれるって言ってたよ!」



そうそう、前に当日の朝持って行くって言われてたんだった。


実行委員の集まりの時間までまだ少し余裕があるから、横沢くんはまだ学校に来ていないかも。


朝、下駄箱にも靴はなかったし。


衣装、どんなの用意してくれたのかな。


実は横沢くんからは何も聞いてなくて。


正確には、聞いたんだけど『当日のお楽しみ!』って言われて、教えてもらえなかったんだよね。



その時、教室の扉が勢いよくガラッと開いた。