IN体育館裏


『ねー!私はもう抜けるつもりだったからさー
楽しんで終わらせよ?』


寧音「何言ってるのよ」

『だから、私のこの学校で最後の思い出を最悪のものにしよ?』

寧音「は?何言ってんの?自分をそこに追い詰めるっての?
まー私にとっては好都合か…で?なんで?」

『私さ、もうすぐ死ぬがらさ、彼等が私の事を直ぐに記憶からないものにしたいし、さ、寧音ちゃんもあそこの地位、欲しいんでしょ?』

寧音「当たり前じゃない」

『だから、協力しよ?』

寧音「……いいわ
で、作戦は?」

『私は来週入院するから、それに合わせて欲しいのよね。』

寧音「えぇ、いいわ」

『それで作戦は王道中の王道』

寧音「いじめね?」

『えぇ
どんな作戦かは分かるわよね?』

寧音「コクッ」

『じゃ、よろしく』



と言ったら寧音ちゃんは教室に戻って行った。