それは戻らないって事だろう

桃「まぁ募る話もあるだろうから...私は一回帰るね?なっちゃんが帰る前にまた連絡してね。私かパパが来るから」

「分かりました」
華「忙しいのにありがとう」

そっと手を振る華音

そして部屋には二人っきりになる

華「ねぇ、皆は元気にしてる?」
「元気は無いわね...荒れてる子達だって居るし」

華「今日は来てくれてありがとう」
「ねぇ華音?姫に戻る気は無いの?」

そう言うと困った顔を見せる

「置いていったから?」
華「違うよ。ワガママは悪いって自負してるから」

華「なっちゃんはまこくん達の気持ちを知ってる?」
「へ?」
予想外の言葉に変な声が出る

華「知らない?」