逆効果な顔で怒る華音が可愛すぎる...

「行くぞ」
抱えあげればまた顔を紅くする華音

華「歩けるから降ろしてよ~」
困ったように言う

陸「待てよ」
グッと俺を掴む手はその細さからは想像出来ない強さ

華「降ろして、翔くん...陸は悪い子じゃないわ」
陸と呼ばれる男はニッコリと勝ち誇ったように微笑む

「分かった」
そっと降ろすと華音はそのまま男に抱き締められる

陸「自己紹介がまだだったね。黒峰陸です。皆さんもお見知り置きを」
ニコッと笑えばまた女共がキャーキャー騒ぎ始める

夏「はぁ。バカトリオになったわね...さぁ屋上に行くわよ」
バカトリオって言って俺とりょうも見られた気がした...けど取り敢えず屋上へ向かった