華「私を愛した人は皆死ぬのよ?叔父さんも、海くんのお兄さん...黒峰空も、海くんだって」

きっとこの子は死を全て自分のせいだと思い背負ってる

「そっか。でも、眞琴達にはもう来ないように伝えたから大丈夫よ?」
華「それなら良かった」

「なっちゃんは、大丈夫?」
華「うん。なっちゃんに会いたい」
クスッと笑うのんちゃん

良かった...少しでも笑う元気はあるみたい

「じゃあ、先生呼んで帰る準備してもらおっか」
華「うん、ありがとう」

そう言って退院の準備に取り掛かる

「立てる?」
支えられてどうにか立つのんちゃん

筋力も落ちてるから歩く練習もしてくださいって言ってたっけ?

取り敢えず私の車でのんちゃんの家に帰る