悲しそうな顔をするのんちゃん

華「モカちゃんも知ってるでしょ?私が男の子苦手なこと。それに...叔父さんとの事も知ってるんじゃない?」

「叔父さんとの事って?」
仮にも本人からは聞いてないから...分からないフリをする

華「んーん、知らないなら良いの。思い出したくないし...忘れてたはずだったのになぁ」
上を向くのは今にも溢れそうな涙を流さないため?
それとも...?

華「ごめんね、逃げたかったんだ。何で皆は私を好きになるのかな?もっと素敵な子は沢山いるのに」
「魅力的だからじゃない?」

華「でも愛されるべきではないのに」
「どうして?」

そう言うと黙り込んでしまう

「ごめん、聞きすぎたね」