恋の法則〈-〉

華『そっか...』

あからさまにガッカリした声を出す華音

「俺にしとけよ...」
気づけば口走っていた

「俺なら女と遊ばねぇし、そんな気持ちにさせねぇよ?」

なんて...困らせてどうすんだよってな

華『ひろくんも甘えてほしいの?』
よくわかんねぇ返事が帰ってくる

「さっきのは...その、気にすんな」
まだ分かってなさそうだから今のうちに訂正しとく

華『ん?そう??変なの』
クスクスッと笑う声が聞こえる

華『色々教えてくれてありがとう。また連絡するね』
そう言って電話は切られた

はぁぁ...
俺に勝ち目はなしか

ひろくんも甘えてほしいの?って
諒汰さんには甘えてるんだなきっと...