恋の法則〈-〉

尋希side

~♪
知らない番号から電話が掛かる


出て相手の反応を見てみる

...敵か?
と思っていると

華『あ、もしもし?私だよ、華音』
忘れもしない声は華音の声

「か、のん...なのか?」
華『うん、そうだょ~。ごめんね?急に電話して』

そう言うのは確かに愛しい声

「今、どこでどうしてんだよ?」
華『お家にいるわ』
クスッと笑う声が聞こえる

「体調、少しは良いのか?」
華『ええ、大丈夫よ』

「それで、どうした?急に電話して来て...」
華『あのね、皆どうしてるのかな?って思って』

これは正直に言うべきか?
心配するよな?

...でも本当のことを言えば華音は戻ってくるかもしんねぇな