みっちゃんは、私の言葉には、返事をしなかった。

お母さん「美雪!!もう!何やってんのよ!ばか!」

お父さん「大丈夫か?無理するなよ?」

お兄さん「バカ美雪!!俺より先に死んだら、地獄に突き落とすからな!」

みっちゃん「クスクス、大丈夫だよ。おにぃちゃん本気でやりそうで怖い 笑」

『みっちゃん、あの時庇ってくれて、ありがとう。……ごめんね。私のせいで………私が、弾をよけれれば……』

みっちゃん「良いんだよ~!もう!てか、弾避けてたら、琉鬼に当たっててどうせ庇うし?だぶん……まぁ!だからりっちゃんのせいじゃ無いんだよ!だから、もう自分を責めるな!ね?」

『うん…ありがとう。』



それから数時間後ーーーー

みっちゃん「お母…さ…ん……そろそろ…ねたい…な……」

お母さんは涙をこらえて、言った。

お母さん「分かったわ。バイバイ。美雪。」

お父さん「じゃあな。またいつか会おう。」

お兄さん「ぜってぇに必ず会おうな!」

みっちゃん「う…ん。……また、いつ…か。」

『りっちゃん大好きだよ!!死んでもあの世に行っても友達だよ?』

みっちゃん「あたり前…だよ!…ばーか………………」

ピーピーピー

あぁ、心臓が………止まっていく……………………

お母さん「よく頑張ったわね。璃子ちゃんは、しっかり守るから、安心してね。」

『え?』

お父さん「さっき璃子ちゃんがトイレに行ってるとき言われたんだ。」

お兄さん「璃子を守ってって。養子にしてあげてって。頭も、良いから。だから、よろしくって。」

そ…んな、どこまでも優しいのね、美雪って。

大好きだ~!


end