良かった。

一人の命を助けれたんだ。

私の目からは、涙が止まらず出続けた、、

それでもりっちゃんを抱きしめている手の力は抜かずに……

もし、私の転校が明日だったら…私がりっちゃんに声をかけなかったら……

そんなこと考えただけで、恐ろしかった。

りっちゃんは、続けて言った。

りっちゃん「それでね……親からもお前のせいで、私達の悪口をいわれてんだ!出てけって言われちゃった……」

そんな………家族まで……………

そうだ!

『りっちゃん!良かったら、家に来てよ!部屋は、有り余ってるんだ~。それに、今は、家族全員居ないし!」

りっちゃん「良いの?ほんとに良いの?こんな私が行っていいの?」

こんな私?どんなりっちゃん?りっちゃんは、とても、いい子じゃん!

『りっちゃんだから、良いの!』

その後私達は、学校を抜け出して、私の家に帰った。