「いるし!!」 思わず大きな声が出てしまい、慌てて口を抑えた。 昨日と全く同じ場所で、また足だけがここから見える。 何なの… この状況に、呆然としてしまう。 「って…」 呆然としている場合じゃない!! またこの分厚い札束を、あのホストの男性のところに置いておかなきゃ! 何故か使命感が生まれ、札束が入った茶色封筒を拾うと男性の元に向かった。