「今日、何時に終わる?」 翼は、さらりと聞いてきた。 「うーん、18時頃です」 「じゃあ、飯行かない?」 ハンドルには片手を乗せさらりと誘って来た。 「は、はぁーいいですけど」 私は、どぎまぎしながら答えた。 「よし、じゃあ、18時頃、迎えに来るよ。いい?」 「はい、わかりました」 まだまだ緊張しまくりの私は、先が見えない未来に不安を抱き始めた。