その先生の一言でみんな前を向き何事も無かったように
その男の子も元の位置に戻りまた騒ぎだした。

その時からだった、私達に反発してきた久美(仮)が
標的になってしまったのは...。

「ねぇ、まなアイツなんとかならねーの?」

私に問いかけるのは、先程キレた俊(仮)だった。

「ほっとけばよくね。」

私がそういうと、「つまんねーじゃんか!!!」
そう言い、久美の机になにか落書きをしていた。

それをほかの7人は笑いながら見ていた。