「あ、はい…」 多分お酒を飲み過ぎたせいだ。 大宮課長がなんだかいい人に見えるのも、 頭がぼーっとするのも 心臓がドキドキうさいのも、全部… 「で、帰れそうか?」 しばらく間をあけて、 課長が面倒くさそうに言った。 「多分大丈夫です。 バスで帰ります」 私は水のボトルを鞄にしまった。 「バス?タクシーで帰れ」