そして、無言。 なんて恐ろしい…。 水本くんは何一つ気にしていないようだ。 「そういうわけなんで! 行こっ、ゆずちゃーん」 「えっあ…」 水本くんに手を引かれ、 私は大宮課長を後にした。 ちらっと振り替えって 課長の表情を確認したが先程と変わらず腕を組んで、無表情だった。 焼きもちやいてたり… なんてそんなことあるわけないけど あったらいいな…。 なんて。