南雲さんの車に乗ると 何だか少しホッとした。 やっぱり私はパーティーには 向いてない。正直、かなり疲れた。 でも、隣のこの人は 私よりも何倍もきっと疲れてる。 青葉「…平気ですか?」 律「え?」 青葉「疲れましたよね? なのに、帰りまで送って貰って すみません。」 律「僕がお誘いしたんですよ。 送るのは当然です。」 だけど、そんな表現は一切見せなかった。 律「本当は僕が聞こうと思ってたんです。 青葉さんに、平気ですか?と。」 そればかりか、私の事を気遣ってくれた。