3次元の恋~オタクの恋物語~


まだ、出張から帰って来て
いないかもしれないけど
とりあえずインターホンを押してみた。
大高の家の近くにある
コンビニで買ったビールを引っさげて。

ーピンポン

ーガチャ

青葉「よっ!」

遥希「おう!何、突然?」

青葉「ビールでも
飲まないかと思ってさ。」

遥希「ああ、まあ。いいけど。」

突然の訪問に驚きもしない
大高はスリッパを出してくれた。

私の部屋よりも少し広めの
2LDKに足を踏み入れたのは
何度目の事だろう。