「…、っ」 返す言葉が見つからない。 何処を探しても。 心の中の誰かが 『諒二が正しい』と 私を諭す。 …わかってるよ。 「…やめろ」 「なあ」 「、っ」 「『炎龍』が消えてねえよ、お前」 「やめろ」 「本当はあの夜のまんまなんだろ?」 「っ、お前」 「何にも、変わってないんだろう?」 ーーお前がそんなだから。 六代目まで舐められてる。 「ーーやめろ!!!」