伝説に散った龍Ⅱ

















「…、っ」



返す言葉が見つからない。



何処を探しても。



心の中の誰かが
『諒二が正しい』と



私を諭す。































































…わかってるよ。





「…やめろ」



「なあ」



「、っ」



「『炎龍』が消えてねえよ、お前」



「やめろ」



「本当はあの夜のまんまなんだろ?」



「っ、お前」



「何にも、変わってないんだろう?」


























ーーお前がそんなだから。



六代目まで舐められてる。






















「ーーやめろ!!!」