伝説に散った龍Ⅱ












私が彼らを離れたのが三年前。



たしかに携帯のメアドも番号も変えて
転校もして



彼らの元にはなんの情報も行かないようにした、



…けど。



















『新しい友達出来た?』なんて質問は



今されるには少し可笑しい。





「あはは」



「なんで笑う」



「お前のが頭硬いよ」



「良いだろ。やっと会えたんだから」





ミオはそう言って、照れくさそうに頭を搔いた。



私は思う。



そっか。
私はこいつらから逃げ続けたんだ。



こいつらが『会いたい』と思ってくれているのに



さっきだって棗から逃げた。



こいつらにとって私との再会は、それこそ『念願』なのかもしれない。





「…出来たよ、友達」



「良い奴らか?」



「うん」





あっちに行ってから出来た友達を
頭に浮かべて並べてみる。



伊織から始まって



なぜか、













































『黒龍』の皆が、大きく映った。




「お前のオーラは、死ぬほど濃いだろ」



「え?」



「お前が通ってる学校にアイツらが来たこと、
俺たちは知ってる」



「…え?」





ミオの言う“アイツら”はきっと
私の思う“彼ら”なのだろう。









































































ほとんど確信に近い





「…本当に、お前のヤンキーオーラは別格なんだな」





そんな声を出すミオの顔を



どうしても、真っ直ぐには見られなかった。