私はあなたのストーカーです



己の未熟さに。失望しました。


サクラは、捨てられたくなくて、進んで家のことをやっていたのかもしれません。


友達と遊びに行かなかったのも、ワガママを言わなかったのも、おとなしい子で済ませていました。


私がサクラに合わせているつもりが、

いつしか、サクラが私に合わせていたのだと思いました。


教師の職に就いて四年目の冬。


『サクラのもの、捨てられるの』


私は妹が虐めにあっていることを知りました。