「このままかも知れません。

奇跡が起こって、朝、目覚めるかもしれません。

不確かですが、今のところ、そんな状況です。」


(母・真紀子)は苦悩した。

「竹人さん、どうすればいい? 」

肝心な事は、相談しないと、決められない。

―心配して訪れたのではない

それは(10代の直感)


(優柔不断)

―この人、アカンワ

周りの状況ばかり気にしている。

―最悪ヤナ!

そう、言わずにはいられなかった