こじれた恋のほどき方~肉食系上司の密かなる献身~

そして翌朝。

カラッと乾燥した冷たい空気に身を震わせてうっすらと瞼を開く。
窓の外からは燦々と朝日が降り注ぎ、気持ちのいい朝だった。

テレビの横にある小さな置時計は六時を指している。少し早く目が覚めたかなと思っていると。

「ああ、起きたか」

浴衣姿の最上さんはすでに起床していて、板の間のソファに座って新聞に目を通していた。

今日はクリスマス。

昨夜は色々ありすぎて未だに頭の中が整理しきれていない。とにかく、ようやく小さな結び目が解かれたと思ったら、最上さんは激情を私の中で暴走させた。おかげで声がかすれて「おはようございます」の挨拶もままならない。

ん? これは……?

ふと、枕元に目をやるとそこに白い小さな小箱に真っ赤なリボンがつけられた何かが置かれていた。