こじれた恋のほどき方~肉食系上司の密かなる献身~

「言っとくけど、今夜の俺はしつこいからな」

そう宣言されて、はしたない期待に身も心も蕩けた。

「たっぷり可愛がってやる」

そして鎖骨にもあちこちに這われ、まるで俺の物だと言わんばかりに刻印されていくようだった。最上さんの背中に腕を回し、その刺激にたまらなくなって爪を立てる。

「ご、ごめんなさ……」

「いい、そうやってしがみついてろ。明日、この背中を見てお前が恥ずかしがる顔を見るのも悪くない」

最上さんは私が顔を背ける前に顎を捕えてにやりと笑う。

「も、もう、こんな時にからかわないでください」

そして再び息が上がると、互いを求めるのに夢中になる。

私は自分のすべてを明け渡した。だから、私も彼のすべてを受け入れる。

「最上さんと一緒なら、なにも怖くない」

そう答えると、最上さんはこの上なく幸せそうに微笑んだ――。