「お前は俺に似ているところがあるんだよ、突っ走って自分で確かめなきゃ気がすまないところが。だから、お前の意思を尊重したかったんだ。もし、俺がお前の立場だったら、きっと俺も同じことをしていただろうなってさ」
私の気持ちを、ちゃんと考えてくれてたんだ……。
最上さんはSAKAIの人たちを守ってくれた。嬉しくて涙がこみ上げてくる。
「ありがとうございます。本当に……」
彼には感謝してもしきれない。それに比べて私は自分のことしか考えてなかった。
“あの夜”最上さんは私を信じてない。だから、なにも教えてはくれないのだと思っていた。けれど、それは大きな思い違いだった。
「俺もお前も、大人という概念にとらわれすぎてお互いに弱いところを見せるのが怖かっただけなんだ。それは嫌われたくないって心のどこかでそう思ってるからなんだろうな。俺だって、SAKAIに手を出しているのが自分の身内だと知って、俺が自分で解決しなきゃって突っ走ってた。だからお前にもなにも話せなかったんだ」
バツが悪そうに小さく笑って最上さんが私の頭を優しく撫でた。
私の気持ちを、ちゃんと考えてくれてたんだ……。
最上さんはSAKAIの人たちを守ってくれた。嬉しくて涙がこみ上げてくる。
「ありがとうございます。本当に……」
彼には感謝してもしきれない。それに比べて私は自分のことしか考えてなかった。
“あの夜”最上さんは私を信じてない。だから、なにも教えてはくれないのだと思っていた。けれど、それは大きな思い違いだった。
「俺もお前も、大人という概念にとらわれすぎてお互いに弱いところを見せるのが怖かっただけなんだ。それは嫌われたくないって心のどこかでそう思ってるからなんだろうな。俺だって、SAKAIに手を出しているのが自分の身内だと知って、俺が自分で解決しなきゃって突っ走ってた。だからお前にもなにも話せなかったんだ」
バツが悪そうに小さく笑って最上さんが私の頭を優しく撫でた。



