『私の息子にはゆくゆくソニリアを担う代表取締役になってもらう。そこでだ、私の代で不穏分子を一掃しなくちゃいけないと思っていたところだったんだ』
「最上社長、話を聞いてください! 私たちは今後のソニリアのために――」
『よくも私の友人の会社に手を出してくれたね? 私の会社にそんな卑劣な行いをする恥ずかしい社員がいたとは……残念だよ。それでは、後は息子に従ってくれ。私からは以上だ』
淡々とした口調の中に三人への深い怒りが滲み出ているのを感じる。庭園のどこかにある獅子脅しのカコンという乾いた音とともに電話が切れると、お座敷にしばしの沈黙が訪れた。
「……と、まぁそんな感じだ。リストラ対象者は言うまでもなく、ここにいる三人だ。事実上のクビだな」
沈黙を破り、冷静に最上さんがスマホをポケットに戻す。
「最上社長、話を聞いてください! 私たちは今後のソニリアのために――」
『よくも私の友人の会社に手を出してくれたね? 私の会社にそんな卑劣な行いをする恥ずかしい社員がいたとは……残念だよ。それでは、後は息子に従ってくれ。私からは以上だ』
淡々とした口調の中に三人への深い怒りが滲み出ているのを感じる。庭園のどこかにある獅子脅しのカコンという乾いた音とともに電話が切れると、お座敷にしばしの沈黙が訪れた。
「……と、まぁそんな感じだ。リストラ対象者は言うまでもなく、ここにいる三人だ。事実上のクビだな」
沈黙を破り、冷静に最上さんがスマホをポケットに戻す。



