こじれた恋のほどき方~肉食系上司の密かなる献身~

そうこうしているうち、ついにその金曜日がやってきた。そして今日はクリスマスイブ。

最上さんと何事もなければ、今夜はお洒落なレストランで食事でもして、プレゼントなんか交換しちゃったりして恋人らしい日を過ごす……かもしれなかったのに、あれから最上さんと会話をすることもなく険悪な雰囲気が続いていた。

こういうときに一緒に住んでいるというのは息苦しい。顔を合わせたくなくてわざと長風呂したり、部屋にこもったり、やっていることはまるで子どもだ。