こじれた恋のほどき方~肉食系上司の密かなる献身~

「やきもちなんか……」

「妬いただろ? 正直に言えよ」

徐々に近づく最上さんに降参するように私はぎゅっと目を閉じた。

「や、妬きましたよ! 最上さんがほかの女の人に取られちゃうんじゃないかって……馬鹿みたいに嫉妬しました。どうしてかわからないけど、最上さんの前じゃ……弱い自分を抑えることがでないんです」

私がそう言い終わってからすぐに口を塞がれる。温かい熱が唇を覆い、今まで辛かったことをすべて拭ってくれるようだった。

「んっ……あ」

「正直でよろしい」

再び口づけられ、私は無意識に最上さんの熱を追っていた。身体が、吐息が熱い。

「あの、もうひとついいですか?」

息が上がる直前、私は喘ぐようにして言いたくても言えなかったことを口にした。