「最上絵里奈……あれ、この人」
どこかで見たことがある。
凛とした目元が最上さんとそっくりなその女性をじっと見ながら、記憶の扉を開いていく。
「あっ! もしかして、このまえエントランスで見た……」
「え? なんだ、お前見てたのか?」
ふと最上さんが顔をあげ、私が妹の存在を知っていたことが意外だというように目を瞬かせた。
「あ、その……この前偶然、エントランスで最上さんに抱きついてるところを……見ました」
このことは言わないでおこうと思っていたけれど、あのときの女性が最上さんの妹だったと知って、全身から力が抜けた。
なんだ、妹さんだったんだ……馬鹿だな私、てっきり勘違いしてた。
へなへなとしゃがみ込んでしまいそうになる足を進め、私は最上さんの隣に座った。
どこかで見たことがある。
凛とした目元が最上さんとそっくりなその女性をじっと見ながら、記憶の扉を開いていく。
「あっ! もしかして、このまえエントランスで見た……」
「え? なんだ、お前見てたのか?」
ふと最上さんが顔をあげ、私が妹の存在を知っていたことが意外だというように目を瞬かせた。
「あ、その……この前偶然、エントランスで最上さんに抱きついてるところを……見ました」
このことは言わないでおこうと思っていたけれど、あのときの女性が最上さんの妹だったと知って、全身から力が抜けた。
なんだ、妹さんだったんだ……馬鹿だな私、てっきり勘違いしてた。
へなへなとしゃがみ込んでしまいそうになる足を進め、私は最上さんの隣に座った。



