こじれた恋のほどき方~肉食系上司の密かなる献身~

そのままフローリングに押し倒されて組み敷かれる。最上さんの獰猛な目に捕らわれて、ゾクリと悪寒にも似た震えがした。

「あいつが触れたところはどこだ?」

そう言いながら、乱暴にブラウスのボタンを引き裂かんばかりに外して胸の膨らみを鷲掴みにされる。

「最上さん! お願い、やめて!」

スカートを捲し上げられ太ももに彼の手が這う。最上さんの表情は眉を寄せて、どことなく何かと葛藤しているように思えた。そしてその瞳は濁りを帯て、私を捉えてはいない。

映っているのは最上さんの中にある心の闇だ。こんな荒々しい彼を見るのは初めてで、怖いという感情が全身を震わせた。