「ダメか? 今までのことはすべて清算して君と本気で向き合いたいんだ」
「ふぅん。ずいぶん都合のいいこと言ってるな」
視線を木崎課長の後ろへやると、そこに立っていたのは腕を組みながら眉を顰めた最上さんだった。
「最上さん……」
木崎課長が振り向いて、その相手をみるとバツの悪そうな顔になる。
「ダメに決まっているだろう? こいつは今、俺と付き合っているんだ。人の物に手を出すなよ」
……は、い? 付き合ってる? 私と最上さんが?
私が慌てて否定しようと口を開きかけた時、最上さんが“話を合わせろ”と目で訴えてきた。
「凛子。それは本当なのか?」
私に向き直って木崎課長が私に鋭く問いかけた。
こんなことで最上さんを利用するようなことを言いたくない。けれど、もし付き合っていると言えば、木崎課長は大人しく引き下がってくれるのだろうか。私が曖昧な態度を取っていると、見兼ねた最上さんが歩み寄ってきて勢いよく私の肩を抱き寄せた。
「ふぅん。ずいぶん都合のいいこと言ってるな」
視線を木崎課長の後ろへやると、そこに立っていたのは腕を組みながら眉を顰めた最上さんだった。
「最上さん……」
木崎課長が振り向いて、その相手をみるとバツの悪そうな顔になる。
「ダメに決まっているだろう? こいつは今、俺と付き合っているんだ。人の物に手を出すなよ」
……は、い? 付き合ってる? 私と最上さんが?
私が慌てて否定しようと口を開きかけた時、最上さんが“話を合わせろ”と目で訴えてきた。
「凛子。それは本当なのか?」
私に向き直って木崎課長が私に鋭く問いかけた。
こんなことで最上さんを利用するようなことを言いたくない。けれど、もし付き合っていると言えば、木崎課長は大人しく引き下がってくれるのだろうか。私が曖昧な態度を取っていると、見兼ねた最上さんが歩み寄ってきて勢いよく私の肩を抱き寄せた。



