何となく心配で、私はちひろを家まで送った。
相変わらず大きな家。
「じゃあ後からねー」
ちひろが私に手をふりかえした事を確認してから私は自分の家へと向かった。
ちひろ…大丈夫かな。
「ただいまー」
「沙耶ちゃんおかえり〜」
家に着くと優しいおばあちゃんの声がお出迎えしてくれる。
私は自分の部屋で制服を着替え、二人分の洗濯物を欲しお皿を洗った。
おばぁちゃんは私のたった一人の家族で、もう歳だ。
あちこちを痛めているから私に何か出来ることがあればなんでもしたいと思ってる。
「沙耶ちゃん、そんなにしなくていいよ?おばぁちゃんがやっておくから、いっぱいお外で遊んでおいで。」
「うん、これ終わったら全部終わりだから遊びに行ってくる。」
「いつもありがとうね、沙耶ちゃん。遅くなりすぎんようにね〜」
「はぁい」
いつも優しいおばぁちゃん。
こんな私でも沢山甘やかして大事に育ててくれた。
だから今度は私がおばぁちゃんを大事にする。
「よし、行ってくるね!」
「沙耶ちゃん気をつけてね〜」
私はおばぁちゃんに手を振り、ちひろとの待ち合わせ場所に向かった。
