「本当に今この瞬間も俺が桃原さんと同じ空間の空気を吸ってるんだって考えただけで吐きそうなんだ」 「は、吐きそう…!? だ、大丈夫なの…!?休んでた方が…」 最後の言葉に全部持っていかれてしまい、上条くんの体調が心配になる。 そしたら上条くんが自分の手で、今度は顔全体を隠すようにして覆い出した。 「ダメ、もう本当に好き…何この天使」 「……へ?」 呆然としていると、突然上条くんに優しく抱きしめられてしまう。 いきなりのことで驚き、私は声すらも出なかった。