一途で甘いキミの溺愛が止まらない。





そしてその後も蓮くんと一緒に挨拶をまわり、ある程度終わったところで、スーツを着る堅い人が蓮くんに話しかける。



「……蓮様」



“蓮様”と呼ぶ人だから、きっと執事さんか誰かだろう。



「どうしたの?」



「どうしたって…何してるんですか。
もうすぐ挨拶が始まりますよ」



「何言ってるの?
俺挨拶しないって社長にも伝えてあるから」



蓮くんは今、“社長”と言った。
さっきの部屋では父さんと呼んでいたのに。



それで蓮くんは今仕事モードだということがすぐにわかった。



蓮くんはいつも通りに見えて、ちゃんと切り替えをしているのだ。