「あの、上条くん…!
手伝ってくれてありがとう!」
心の中で無理矢理話を変えてしまったことに謝りながら、お礼を言う。
このまま上条くんが話していたらダメな気がしたからだ。
「じゃ、じゃあね…!」
「……待って」
慌てて教室を出ようとしたけど、上条くんに止められてしまう。
待ってと言われてしまえば、もう逃げられない。
ゆっくりと上条くんが近づいてくる。
そして…
「桃原さん、本当にダメ?
俺、本気で桃原さんと結婚したいと思ってるんだ。
だから俺と結婚してほしい」
また今日も、プロポーズをされてしまった。



