一途で甘いキミの溺愛が止まらない。





それから千秋ちゃんと一緒に学校へ行き、廊下でさよならをする。



そして私は自分の教室に入れば……



「……菜穂ちゃん!?」
「どうしたの!?すっごく可愛いね!」



「え……?」



いつも一緒にお弁当を食べているグループの子たちが私の周りに集まってきた。



ど、どういうこと…?
わけがわからなくなっていると、また友達が話す。



「前髪切った方が似合ってるよ…!
小動物みたいにふわふわしてて可愛い…!」



普段されたことのないハグまでされて、戸惑ってしまう。



「今までこんな可愛さ隠してたなんてもったいない…!」



みんなして可愛い可愛いって…もしかして、私のこと?