「おい!」 「え!!なに!?」 「ふっ 驚きすぎ」 あれ?この人、この前助けてくれた人? 「なっ…なんですか?」 ビクビクしながら聞く。 「これ、お前のだろ? 藍原 紬」 「あ!私の生徒手帳!それずっと探してたんです」 「そうか、良かったな。俺に拾われて」 「…そうですね」と笑って見せる。 いやいや、この人もこの人で怖いから。 まぁ、あの不良達よりもマシかな。