「よぉ」

「は!?何でここにいるの!?」

朝、マンションから出て学校に行こうとした時だった。

目の前に黒髪に鋭い目がチャームポイントの青獅がいたのだ。

家まで把握されていたのか…。

「何でって調べさせたからな、八木に頼んで」

「やめてよ!そんなこと犯罪でしょ」

「なんだ?昨日まではペコペコしてたのによ」と怪訝そうな顔をした。

「それは…
とにかく!もうやめてよ、こんなことするの」

私は青獅の前を早歩きで通りすぎた。

青獅の視線が冷たく感じて走って学校に向かった。