冗談交じりに笑ってみせると


「そう、よかった。」


少しほっとした様子で笑った。


「姫奈も、行って来たら?
体調いいみたいだし。」


ね?と背中を押され私も行くことにした。





___「姫奈~!遅い~!」


愛美と里美ちゃんに手招きされて駆け寄る。


「ごめんごめん!お母さんに捕まった。」


2人は水際で遊んでいて、
男の子3人は浮き輪もなしに
遠くの方まで泳いで行ってしまっていた。


「すごいね~。」

感心しながら3人が戻ってくるのを待つ。


「ねぇ、陽輝君どうなの?
イケメンじゃん!」


愛美は本当にこの手の話が好きらしい。


「それ私も気になってた!
2人見てるとお似合いだなって思って!」