気持ちが通じたかと思えば
こう言うドキドキするような事を素直に言ってくるから
こっちの心臓が保たない…


「だけど…七星」

「ん?」

「ヒナコの言うように
 一緒に住むって考えも
 なくはないんじゃねぇか?」

「え…」

「お前の体の事もあるし
 生活環境とか何かと助けてやれる。
 一緒にもいられるしな」


早乙女さん発信からの
いきなりの同棲発言!?


「今すぐじゃなくていいから
 少し考えてみてくれ」

「あ、うん…」


部屋を行き来した仲だけど
一緒に住むなんて
考えてもしなかったな…。


好きって気が付いて
お互いの気持ちを知って
病気を一緒に乗り越えるって約束した。


そしてこれからの事も…
アタシは独りじゃないから…





「煌月…アタシね…」






アンタと一緒にいたい。

それが1番なんだ―――