隣人はクールな同期でした。

「七星?
大丈夫か?」

「え…」

「脈が速い。
 俺が余計な事を言ったからだな…悪い。
深呼吸して少し落ち着けるか?」


そうだ…
確かに不安が助長して心拍数が上がってる…

いろいろ思ってしまうと
どんどん怖くなる。


だけど…


「大丈夫…
 不思議だけど、煌月がいるから…」

「七星…」

「アンタといると
 全部平気な気がする…」


実際きっと
そんなワケはないはずなのに…

恋って
不思議な効力がある気がする…


「あぁ…
 大丈夫だ」


そう言って
そっと抱きしめてくれる煌月が
すごく優しくて温かい。

そしてコイツは
髪を撫でながら言った――


「愛してる…」


と―――


「うん…
 アタシもだよ…」


抱きしめあったお互いの体をゆっくり離し
そっと見つめ合い…
少し照れながら
アタシ達はキスをした。


今度こそ本当に
“愛してる”証を…


離れては何度も
キスを交わした―――