隣人はクールな同期でした。

陽向さんじゃなかったんだ。

彼と別れたあの日から気に掛けてくれて
いつだってずっと傍にいて
アタシを支えてくれていた。


家族みたいだって思っていたはずなのに
本当は全然違っていたんだ。

アタシの中で
こんなにも大きな存在になっていたなんて…
離れたくない気持ちが
こんなに強いなんて…


「つーか、やっとかよ…」

「え…?」

「こっちはもうとっくに好きだっつーのに
 全然その気がない素振りしかしねぇし」

「は!?」


煌月の言葉にビックリして
思わず離れてしまったけれど。

え、何どういう事?


「まさかアタシの事が好きだったの!?」

「は?今更かよ…」


『マジか…』と
明らかにガッカリした様子。

本当に知らなかったわぁ…


「え、いつからなの?
 ってかなんで言わなかったの!?」


いつの間にやら涙もどこへやら。
煌月がアタシに対しての気持ちを知って
質問攻め。


「お前…なんつー事を聞くんだよ。
ったく…。
脈なんてねぇのわかってんのに
言ったら今の関係が終わるかと思ったんだ。
…言えるワケねぇだろ」


そう…だったんだ。