隣人はクールな同期でした。

けれどそう言ったからか
彼は…


「本当申し訳ない!
 必ず明日また来るから!」


と、深々頭を下げて
足早に帰っていった。


「忙しい…か」


知らないところで
当たり前だけど仕事は進んでいて
アタシがいないからと言って
何も変わるワケがない。

そんなのよくわかっているけれど
遠回しに感じる疎外感。

考えすぎなだけなのに…
わかっているはずなのに…


「どうしよ…」


仕事復帰出来るかな。
病気も治るのかな。


アタシは今
ちゃんと生きているのかな…


「しっかりしなきゃ…」


アイツと約束したんだ。
必ず元気になるって…
だから今こんな事で弱ってる場合じゃない。


「わかってんのにッ」


ものスゴイ不安感に襲われて
頭ん中がグチャグチャだ。
ただただ怖くて寂しくて情緒が不安定。



アタシはそんなに強くない。

いつだって思う。


救ってもらいたいって…
助けてほしいんだって…




「煌月…」




会いたい…



アタシはアイツに
会いたいんだ…



「七星…?」

「え…」


そう願った想いが現実になったのか
なぜだかいつの間にか
本人がココにいた―――