隣人はクールな同期でした。


―――深夜1:00


「…ッは」


アタシは
息苦しさで目が覚めてしまった。

心臓が締め付けられているような圧迫感。

痛みが強くて横になっていられないなんて
今までなかった。


サイドテーブルのスタンドの明かりをつけ
時間を見て溜め息。


「まだこんな時間…」


どおりで外が暗いワケだ。


「痛いなぁ…
たぶんコレ…不整脈じゃない」


なんとなくわかる。
事故に遭って手術したあと
しばらく残った後遺症と似ていたから。


なんかそう考えたら
急に不安が押し寄せてくる。
余計な事を考えないようにしないと。


「煌月…起きてるかな」


こんなときにどうしてアイツが出てくるのか
声に出してる自分に笑える。


【起きてる?】


スマホを手にし
ダメ元でLINEを送信。

って、こんな時間に
かなり非常識だよアタシ。


けれど少しして。


【寝てる。】


あ、返信来た。
起きてんじゃん。


すると今度は着信。

あー、コレは怒られるパターンだな。


『お前今何時だと思ってんだよ』


ほら。
出た瞬間コレだ。

こんな時間に電話してくるアンタも同類だけど。