隣人はクールな同期でした。

当初行くはずだったカフェは諦め
近くのファミレスで2:2で向かい合わせに座るとすぐ…


「お水、取りに行ってくるねぇ」


いきなり席を立つ早乙女さん。

よりによって
このメンツで残されるなんて。


「「・・・」」


沈黙の空気の重みに耐えきれないって。


誰も早乙女さんのワガママに拒否しなかったのは
お互い子供じゃないからね。
大人の対応なんだろうけど…
出来れば早めに切り上げたいところだ。


普段無口な煌月は
今日は特に何も言わない。
むしろアタシと顔を合わせようともしない。
“終わり宣言”してからの今日だから
そりゃそういう態度になる…か。

アタシもアンタと
どういう顔して何の話したらいいのか
今はよくわかんないし…。
だから尚更、気まずさばかり。


「キャッ!」


バッシャーン!


突然の悲鳴と共に
響き渡るグラスの割れる音で
ハッと振り返ると
早乙女さんが床に水をぶちまけていた。


「早乙女さん!?」


大変ッ!って思って
彼女に駆け寄ると。


「あはは…落としちった…」


無理に4つを持とうとして
落としたらしい。


「怪我してない?」


定員さんも駆け寄り
一緒に片付ける事に。