隣人はクールな同期でした。

どうして今そんな事を…


「もちろんセツナの気持ちは
 再会したときに聞いてる。
 それからも拒絶されてる事も…
 だけど俺は
 一緒に仕事をしたときに思ったんだ。
 逢わない間に社会人として成長していて
 しかも綺麗になって…。
 早乙女さんの事もそうだ。
 あんなに性根腐ったクズを許して
 普通に接してる…」


“性根腐ったクズ”は
言い過ぎです。


「あの女が柔らかくなったのは
 セツナが何かしたからなんだろ!?」

「早乙女さんの事は…
 アタシは何もしてないよ。
 それは買いかぶりすぎ」


アレは結局
煌月と早乙女さんとの間で和解したから
丸く収まっただけ。


「セツナは自分が思ってる以上に
 すげぇ女だよ」


“すげぇ”って…
何がスゴイんすか。


「人の心を穏やかにする。
 すげぇ力を持ってんだよ…」


なんだそれ…
アタシは魔法使いか?


「だから言い過ぎだって…」

「俺はッ!
 そんなセツナと再会して
 惚れ直したんだッ」

「え…」

「付き合ってたあの頃以上に
 今のお前に惹かれてる。
 もっとセツナを…
 愛おしく感じてるんだ」