隣人はクールな同期でした。

そんな他愛もない会話をしていたのに
時折、陽向さんは何か考え事をしているようで
沈黙の時間もあった。


「何か…ありました?」

「え?」

「最近の陽向さん…
 変なテンションなので。
 心配事ですか?」


思い切って聞いてみると
まさかそんな質問をされるとは思わなかったらしく
少し驚いた様子だったが
すぐに表情は戻り…


「セツナ…
 煌月と何かあったのか?」


と、核心に・・・


「えッ!?」


触れられた…。

もしかしてキスがバレたのか!?


「な、何って…?」

「上手くは言えないんだけど…
 煌月の両親の事があってから
 妙に2人とも仲がいいというか…」


ち、違うらしい。
バレてはなさそう。


「仲って…
 別にいつもと変わらないけど…」

「…そうか。
 気のせいならいい。
 悪いな、変な事を聞いて。」


そう言う割には
まだ納得してないようで
複雑な表情を浮かべている。


「なぁ、セツナ…」

「ん?」

「マジで…
 俺とヨリ戻さねぇか?」

「え…」

「日本に戻って再会して…
もっとお前の事
好きになったんだ」


陽向さん…